城山公園毛付市 岸剣神社川祭り (郡上市八幡町 城山公園)

タイトルを見た方は久しぶりのお祭りか?っと思ったかもしれませんが、実はまたまた踊り記事なんです(笑)。毎回書いていますが郡上おどりは一ヵ所で踊るのではなく、各町の各縁日に併せて踊られるもので、今回はここ城山公園で行われたんです。
 
まず始めにこの城山公園とは、郡上八幡にあるお城の旧本丸にある公園で、園内には山内一豊とその妻千代の像があります。これは千代が城主遠藤氏の娘であったと伝わるところからこの地に建てられました。ただ、みなさん旧本丸というと山上の天守閣が聳える所を想像しがちですが、郡上八幡のお城は江戸時代には山上の郭は使われておらず、この公園のある山の中腹が本丸だったんです。そしてこの公園の隣にあるのが岸剣神社で、春には八幡神社日吉神社と共にお神楽を行うんですね。この郡上八幡春まつりはかなり前ですがレポートしましたね。そしてこの日は踊りに併せて川祭りが行われ、お神楽が氏子さんのところを巡るんです。
 
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今回は踊りがメインだったので、あまりお神楽の写真はありません。
 
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でもご紹介はしなければと少しは撮影しましたよ(笑)。
 
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最近は春まつりに来ていないので懐かしいです。と言ってるうちに隣の公園からお囃子が聞こえてきましたよ。こうしちゃいられない踊らねば(笑)。
 
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この日は平日ということもあり人も少なめですね。踊りやすそうです(笑)。上を見れば少し霞んでいますが郡上八幡城の天守閣も見えますよ。実はこの天守閣、あの「街道をゆく」や「国取り物語」「関ヶ原」などで有名な作家司馬遼太郎先生に「日本で一番美しい山城」と言わせた天守閣なんです。と言っても始めに言いましたが、江戸時代にはなかったんですけどね(笑)。今の天守閣は太平洋戦争の前に、その当時岐阜県下で唯一残っていた大垣城天守閣(旧国宝)を模して造られたものなんです。ただ皮肉なことにその後の戦争で大垣城が焼失、しかしその再建時に昔の写真と郡上八幡城の天守閣を参考に再建されたんです。さらに付け加えるとその後岐阜県の墨俣に秀吉の一夜城として造られた天守閣は再建された大垣城を参考にしています。つまりこの三つのお城の天守閣は「だんご三兄弟」ならぬ「四層(天守閣の屋根の数です。昔は四は死につながる数として建てられませんでした。殆どの天守閣は二層、三層、五層です。)天守三兄弟」なんです(笑)。って言ってる間に踊りがどんどん進んでる~。
 
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おやっ、平日だと言うのに地元でも有名なIちゃんが踊っているではないか!それじゃ私もご相伴させていただきますかね。って言うところで今回はここまで(笑)。何のレポートだかわからなくなりましたが許してね(笑)。さぁ~踊るぞ~!

白鳥おどり発祥祭 (岐阜県郡上市白鳥町)

今回はいよいよ2年ぶりの参戦であります「奥美濃白鳥おどり」のレポートです!昨年は実父の喪中ということもあり大好きなこの白鳥おどりを全休しました。が、喪が明けたらもぅこっちのもの(笑)。郡上八幡に遅れること一週間、白鳥おどりも2014年シーズン開幕です。
 
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この白鳥の町並みが、この切子灯篭が、そしてテンポの良いお囃子が私の心を揺さぶってくれるのです(喜)。毎年発祥祭ではおどりに先駆けて「宝暦義民太鼓」が実演されます。今年は少し出遅れて写真は撮影できませんでしたが、徹夜おどり、その前夜祭でも実演されるんですよ。そうこうしているうちに「宝暦義民太鼓」が終わったようですよ。この後演者が「源助さん」を踊りながら屋形の回りを踊ります。それに踊り保存会、一般の踊り子が続いて踊りの輪をつくるんです。
 
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ほらほらそう言っている間に宝暦義民の演者のみなさんが屋形までやって来ましたよ。踊りシーズン到来にみんなの顔のイキイキしたこと(喜)。
 
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あっ、保存会の先頭でN先生が来られました。「N先生今年もよろしくお願いします。」
 
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続いて保存会の方々が入って来ましたよ。「先生方今年もよろしくご指導くださいね。」
 
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ついにみんなも輪に入って踊りだしましたよ。もぅ辛抱たまりません!写真なんか撮っている場合じゃない!踊らねば!ってなことで今回のレポートはここまで。ごめんなさい。申し訳ないですがもぅ踊りに専念しま~す。では次回記事でお会いしましょう。「源助さんこらしょ、よいやよいやまっかどっこいさのさ~」踊りは楽しいー(笑)!

小雨の上殿町(郡上おどり)八坂神社 天王祭 (岐阜県郡上市八幡町)

今回は小雨の降る中郡上市八幡町の上殿町で行われたおどりに出かけてきましたよ。以前にもレポートしましたが、郡上おどりは毎回同じ場所で踊るのではなく、八幡町の各町のお祭り(縁日)に併せて場所をかえながら32夜踊り続けるんですね。そして今夜はここ八坂神社の天王祭に併せて上殿町で踊られるといわけなんです。
 
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何はともあれ、とりあえずは八坂さんにお参りしましょう。踊り会場から八坂神社までの参道には、毎年地元の方々が協力してたくさんのカンテラや行燈が飾られます。これだと知らない人が来ても迷わず神社に辿り着くことができると思います。
 
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おやっ、今年は神社の前の小川に噴水まで設置されてますよ。みなさん気合いが入ってますね(笑)。
 
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境内にもたくさんの行燈が飾られてとても幻想的です。あっ、そうだお参りしなくちゃ(笑)。
 
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やはり踊り会場から近いからか浴衣美人も参拝に来てますね(笑)。この後はやはり踊りに行くんでしょうね。何て言ってたら小雨がぱらついてきましたよ。では、私も踊り会場に向かいましょうかね。
 
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おおっ、早くもみなさん踊っているではありませんか。この小雨の中さすがは本場の「おどり助平」たちですね。では「おどり助平」の一員である私も踊ることとしますかね。
 
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いや~踊っているとあっという間に時間が経ってしまいます。もぅ「まつさか」ですよ。この「まつさか」という曲は郡上おどり10曲のなかでも最後に唄われる曲なんですよ。だから郡上に踊りに来ても最後までいないと踊れないんですね。みなさん郡上におどりに来るなら是非最後までいてこの「まつさか」踊っていってくださいね。
 
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それでは私は次なるお祭り、いや踊りに行ってきます。次なる踊りは約2年ぶりとなる「奥美濃白鳥おどり」の発祥祭だぁー!!

郡上おどり発祥祭 (岐阜県郡上市八幡町 旧庁舎前)

前回の白鳥拝殿踊りに続き、昨日7月12日に郡上おどりの発祥祭が行われ当然行ってまいりましたよ(笑)。昨年は大雨に見舞われた発祥祭でしたが、今年は打って変わって大変好天に恵まれました。そのせいでしょうか新聞によると今年は昨年より3000人多い9000人が踊りを楽しんだようです。
 
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発祥祭といえばこの屋形流しですよね。この踊り屋形が会場である旧庁舎前の広場に引かれてくると今年も始まったんだなぁと実感します。
 
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続いて保存会のみなさんが会場に入場してきます。みなさん、今年もよろしくお願いしますね。そして午後八時になると屋形の回りに踊り子の輪ができ、いよいよ今年度の郡上おどりがスタートします。
 
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私が大好きな「古調かわさき」「三百」そして「かわさき」「春駒」「ヤッチク」「げんげんばらばら」「郡上甚句」「さわぎ」「猫の子」最後に「まつさか」十分堪能して踊ることができました。そして仲間たちとの触れ合いも楽しめました。
 
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またここから今年の「おどりスケベ」の始まりです。今年は全32夜中何回来れるでしょうか?では次のレポート楽しみにしていてくださいね。

白鳥拝殿踊り発祥祭  (岐阜県郡上市白鳥町 長滝白山神社)

みなさんお元気ですか?私はもちろん元気です(笑)。それもそのはずいよいよシーズン到来ですよ。えっ、何のかって?もぅ知ってるくせに(笑)。私のシーズンといえば「踊り」ですよ「お・ど・り」。今週の土曜日には「郡上おどり」の発祥祭が、続いて来週の土曜日には「白鳥おどり」の発祥祭が行われ、そこから約二か月踊りまくる日々をおくれるんです(喜)。しかし今年は、それより早く白鳥の拝殿踊りの発祥祭が開かれたので当然行ってきました(笑)。
 
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場所は以前に六日祭でご紹介した長滝白山神社で、ここの拝殿での踊りは初めてなんですよ。
 
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この「拝殿踊り」は、以前ほかの場所でレポートしましたが、白鳥おどりの原型といわれるもので、寺社の拝殿につるされた切子灯籠の下で、謡と下駄、手拍子だけで踊ります。街場で踊られるものより踊り自体もシンプルなんですよ。
 
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歴史的にはいつごろから始まったかというのはわかりませんが、江戸時代の享保八(1723)年七月九日の古文書に「盆中お宮にて踊り申す事、奉行より停止の書状到来」とあることから、それ以前から踊られていたといわれています。
 
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国選択の無形民俗文化財の「白鳥拝殿踊り」の保存会は、今年から停止された日を逆手に取ってこの日を発祥の日と決め、拝殿踊りの期間中の安全と振興を図ることにしたそうです。
 
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この日は午後7時から神事を約一時間執り行い、午後8時からいよいよ待ちに待ったおどり始めでした。正直いって神事の1時間が長かった~、神社関係者、来賓の方々ごめんなさいね(笑)。でも我慢できないんだよ~(笑)。
 
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まず始めは「場所おどり」から、昨年1年間父の喪に服していたので2年ぶりの感触、もうたまりません(笑)。「さのさ」「源助さん」と続くころには嬉しさのあまり謡ってしまいました。久しぶりなので声が出ませんでしたが最高でした。
 
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長滝白山神社の拝殿で約2時間たっぷり踊らせていただきました。踊り関係者の方々、仲間たち、本当にありがとうございました。今年もここからのスタートとなりますが、よろしくお願いしますね。
 
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最後におまけの報告ですが、今朝踊りの仲間からメールをいただきました。中日新聞35面白鳥拝殿発祥祭見ましたよ~今年もよろしく!との内容、早速新聞買って見てみたら、しっかり私が写ってました(笑)。お手元にある方は確認してみてくださいね。ってどれだかわからないか(笑)。まぁ、そんなわけでまた今年も踊りシーズンに突入しました。頑張ってレポートしていきますのでよろしくお願いしま~す(笑)。
 
では、次は「郡上おどり」発祥祭へ行ってきま~す。

「きまぐれ桜」 (岐阜県高山市朝日町 神明神社)

いや~っ、今年の「華麗なる桜」シリーズもいよいよ最後となりました。(何か無理やりっぽいですが・・・)最後を飾るのは、高山市の南端にある朝日町青屋地区の神明神社の枝垂れ桜です。
 
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この朝日町には華やかな枝垂れ桜が個人宅の庭のものも含めてたくさんあり、隠れた?桜の名所として私は毎年訪れています。桜の季節ともなると、町中枝垂れ桜一色になります(言い過ぎか?)。この神社の近くにある道の駅でも町内の枝垂れ桜の写真を展示するんですよ。
 
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特にこの神明神社の枝垂れ桜は、町内に植えられている枝垂れ桜の親木と言われており、樹齢は約400年、高山市指定の天然記念物なんです。実はタイトルにある「気まぐれ桜」とはこの桜の別名なんです。
 
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何でもこの桜は、その年の気分によって華やかに自らを魅せたり、ツンとすまして見るものをヤキモキさせたりするのでその別名をいただいたとか、実はこの日もライトアップが18時半からだったのですが、コンプレッサーの故障でライトアップが30分以上遅れ、なおかつ小雨まで降ってくるというきまぐれぶりだったんですよ。でもね、昼間に「今日は面白い写真撮らせてあげるからね。」と枝垂れ桜に言われていたのでしっかり待って上の写真を撮影することができたんです。
 
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特にこの日は神社の祭礼前日ということもあり、桜の下にある舞台では、この地方特有の鶏闘楽の練習が行われ、それはそれは幻想的でした。きっと桜も私がお祭りハンターだということを知っていてくれたんですね(笑)。
では、今回はこの辺りで、次のレポートはお祭りか?それとも踊りか?どうなるかわかりませんが次回をお楽しみに~(笑)。

「下呂最古の桜」 (岐阜県下呂市萩原町 永養寺)

うわ~っ!のんびり桜シリーズやってたら、世間ではもう夏が来るじゃないですか(汗)。まだまだ桜のストックはあるんですが、夏といったら踊りの季節、写真どころじゃなくなってしまいます(笑)。そこで今回の桜と、次回予定している桜で一応「華麗なる桜」シリーズは終わりにしたいと思います。いるかどうかわからないけど楽しみにしていた方にはごめんなさいです。
 
 
さて、今回お贈りする桜は、タイトルにあるように下呂市で最も長老だと言われている枝垂れ桜で、樹齢は約300年と言われ、下呂市の天然記念物に指定ています。この桜がある永養寺は、前にレポートした岩太郎の枝垂れ桜のすぐ近くにあるんですよ。このお寺は郡上の長滝寺の僧が、本願寺実如法主の門弟となり、1494年に開いたと言われているんですよ。桜も古いがお寺も古いんですね。そのお寺の境内に植えられているのが今回のこの枝垂れ桜なんです。
 
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非常に形がととのった綺麗な枝垂れ桜ですね。この桜の開花時期にはお釈迦様の誕生を祝う「花祭り」も行われるんですよ。
 
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毎年この桜に会いに行くと山門をくぐった瞬間、いつも優しく「よう来たな。」と暖かく迎えてくれるんです。
 
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境内をゆっくり散策しているといつもこの古木が私に語りかけてきてくれるんです。今年もこの古老とたくさん話ができました。また来年会いに来たいと思います。ちなみに3枚目の写真で山門の前に写っている彼は淡墨桜なんですよ。それでは今回はこの辺りで、次回はもう少し北に向かい高山市に入ります。桜としては今年最後のレポートとなりますので、お楽しみに!あ~っ、そうこうしてるうちに奥美濃からお囃子が聞こえてくる~(笑)!