尾張西枇杷島まつり (愛知県清須市西枇杷島町)

では、お祭りレポートの始まり始まり~(笑)。
 
我が西枇杷島町が世界にほこる「尾張西枇杷島まつり」には、江戸~明治にかけて制作された山車が五輌現存します。名古屋に近い東側から橋詰町の「王義之車」、問屋町の「頼朝車」、東六軒の「泰亨車」、西六軒の「紅塵車」、杁西町の「頼光車」で、我が町の山車は「頼光車」です。からくりの演目は、源頼光に仕えた坂田金時こと金太郎のからくりで、大岩を投げつけると熊が藪から出て走り回るというものです。
 
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はい、これが我が町内の山車「頼光車」です。五輌の中では一番新しく明治時代の制作ですが、かっこいいでしょ(笑)。
 
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金太郎が大岩を持ち上げ
 
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投げた~
 
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ほ~ら藪から熊が出てきた~(笑)。
 
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今年は夕方からのお出かけになってしまったのであまり写真も撮影できませんでしたが、それでも何とかお祭りの雰囲気を味わってもらえるようなものを掲載しておきますね。この「尾張西枇杷島まつり」は陽が落ちてからがまたいいんですよ。提灯を灯すのもすべて蝋燭で、その火がゆらゆら揺らめくのが風情があるんですよね(笑)。
 
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いかがでしょう、少しはお祭りの雰囲気伝わりましたかね?今回は写真も少ないのでこの辺りにしておきますね、えっ、今年はフォトジェニックの掲載はないのかって?わかりました。では最後に今年のフォトジェニックを発表?してレポートを終わりたいと思います。
 
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それではみなさん、私は次なるお祭りに行ってきます。(すごい懐かしいフレーズだ 笑)

「花火が~・・・」 (愛知県清須市西枇杷島町)

今回は続けて緊急記事?をお届けします。
 
以前のブログで私が今年清須市内で小さな引っ越しをしたのをお知らせしました。今までは清須市でも旧清洲町(清洲城のある所です。)だったのですが、現在は旧の西枇杷島町に移住しました。西枇杷島といえば毎年記事で書いている、そうあの「尾張西枇杷島まつり」が行われる町なんです。今までは遠慮ぎみに?我が清須市が世界に誇るなんて言ってましたが、今年からは我が西枇杷島町が世界に誇るとアウェイではなく、ホームとしてお伝えできるんです。というかできるはずだったんです・・・ところがどっこい(言い回しが古い)今年は土日続けて仕事(泣)、何とか日曜日は夕方から出かけることができたんですが、楽しみにしていた花火が上がる土曜日は完全にアウト!追い打ちをかけるよに仕事中にメールが、仕事終わりにメールを確認すると「花火きれいだよ」のタイトルと共にこの写真が送られてきました。あ~ショックだぁ~(涙)。
 
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携帯で撮影したとのことでこの画像で失礼、せっかくなので続けて「尾張西枇杷島まつり」のレポートしちゃいましょうか、何々大丈夫?では続けてどうぞ(笑)。

「桜 瀑」 (岐阜県下呂市萩原町)

さて、今回の桜は前記事の森山神社の枝垂れ桜の兄弟でもある「岩太郎の枝垂れ桜」です。
 
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名前の由来は簡単で、この桜を植えた方が岩太郎さんだからこの名前になったそうです(笑)。しかし、樹齢は100年を超える下呂市でも代表的な桜なんっですよ。
 
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この桜も毎年撮影に来ていますが、土手の中腹に立ち、道行く人々に覆いかぶさるように堂々と咲く姿がいいんですよね。見る人にとってはお釈迦様の手のひらに包まれる感覚になったり、滝となって落ちてくるような感覚になったり、とにかく威風堂々としているのがこの桜の特徴です。
 
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さて次回は緊急記事?を挟んで下呂市で最も古いといわれる枝垂れ桜をお贈りします。お楽しみに!

「樹齢100年の巫女桜」 (岐阜県下呂市萩原町 森山神社)

今回ご紹介する桜は、私が毎年訪れている下呂市の桜のひとつで、萩原町四美地区の鎮守社である森山神社の鳥居前に鎮座し、神社の象徴として里人に愛されているしだれ桜です。
 
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実はこの桜、次回ご紹介する同じ四美地区にある「岩太郎のしだれ桜」の兄弟桜と言われているんですよ。樹齢は約100年と伝わっています。しかし私が話してみたら、弟ではなく妹なんですね。彼女は100年の間この鎮守社を鳥居の傍に寄り添って守り続けてきた巫女なんですよ。神社や里、そこに住む人々を見守り続けているんです。そんな彼女だから里人はじめ見に来たすべての人たちに感動を与えられるんだと思います。
 
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それでは次回「岩太郎のしだれ桜」をお贈りします。お楽しみに!
 
 

「奥山の美姉妹」 (岐阜県下呂市和佐)

今回ご紹介の桜は、毎年紹介しているのでみなさんご存じの、岐阜県指定の天然記念物である「苗代桜」、別名「暦桜」です。名前の由来は、この桜の開花時期が毎年一定で、その美しい桜の花を見て里人が田植え(苗代)の準備を始めたことからこう呼ばれるようになったそうです。
 
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これも前にお話ししましたが、元は3本の姉妹桜でしたが、昭和27年に1本が枯死し、現在は二人だけの姉妹になってしまいました。樹齢は400年を超えると伝わり、姉桜は樹高30m、幹囲3m、妹桜は樹高25m、幹囲1.3mで現在は姉妹揃って元気に暮らしています。
 
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この姉妹にも毎年会いに来ますが、犬山の「看板女優」や根尾の「淡墨」のような自信タップリで堂々とその艶やかな表情を見せてくれる桜ではなく、可憐にひっそりと暮らしている、その可愛く健気な表情に惹かれるんです。今年も楽しくお話をしました。その中で気になったことがあったんです。いつもは気にしていなかったんですが、今年はお姉ちゃんがほんのり高揚しているよに見えたんです。たぶん見に来てくれる人の中に好きな人ができたんでしょう、それを傍で心配そうに見ている妹が健気に見えました。そして妹にこう言ってあげました。「いつかきっと君にもそういう時がくるよ、そんな君の姿を必ず撮影させてもらうからね。」って、二人ともにっこり笑ってくれました。
 
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また来年も彼女たちに会うのが楽しみでなりません。さて、次回は同じく下呂市の桜です。こちらも毎年伺っているのですが初めての紹介になると思います。タイトルは「樹齢100年の巫女桜」です。どうぞお楽しみに!

「身の代桜」 (岐阜県本巣市根尾板所 淡墨公園)

今回からいよいよ岐阜県の桜たちを紹介させていただきます。岐阜のTOPを飾るのは、みなさん名前だけは聞いたことあるんじゃないでしょうか?国の天然記念物でもあり、福島県三春滝桜山梨県の山高神代桜と共に日本三大桜に数えられている根尾谷淡墨桜です。樹齢は1500年と伝えられており、樹高16.3m幹囲9.9mの名桜なんですよ。
 
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この桜は、蕾の時はうすピンク、満開時には艶やかな白に変わり、そして散り際には淡墨色になり、その名前の由来にもなっているんです。
 
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実はこの桜は、大正時代の初期に大雪により約4mの大枝が折れ、本幹に亀裂が生じ、それが原因で枯死する危機に陥ったことがあったんです。しかしたくさんの人々の尽力で再生への施術が何度も行われ、現在見るよるに見事に蘇ることができたんです。本当に並々ならぬ努力があったんですね。
 
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伝説では、1550余年の昔若き日の23代顕宗天皇皇位継承の争いごとを逃れるため、尾張一宮に避難され、そこで後の26代継体天皇がお生まれになったのです。その後顕宗天皇は、幼い継体天皇の身を守るためにこの地に移され、そしてこの地で継体天皇は結婚をし王子をもうけられました。後に都に帰ることとなった継体天皇は、王子の産殿を焼き払ってそこに一本の桜の苗木をお手植えになり、住民との別れを惜しまれたそうです。それがこの淡墨桜なんですね。
 
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この地を去る時に継体天皇は、「身の代と遺す桜は薄住よ、千代に其の名を栄盛へ止むる」と詠歌一首を遺されたそうです。
 
今回は少しお話が多かったですね(笑)。次回は毎年お馴染みの、そう、あの奥山の美姉妹をお贈りいたしますね。どうぞお楽しみに!

「五条の桜」 (愛知県岩倉市 五条川)

今回は告知通り岩倉の桜をお贈りしますね。
 
この岩倉五条川の桜並木は、尾張地方ではからり有名な桜スポットで、毎年満開前後には「五条川桜まつり」が開催されるんです。(以前の記事で紹介しましたね。)
 
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この五条川は、かの織田信長公が清洲から小牧に引っ越す際水路として利用したのはみなさんご存じですよね。つまり下流にある清洲から中間の岩倉を経由して上流にある小牧に舟で荷物を運んだわけです。ん、ということは・・・そうなんです。私が毎年撮影している清須の桜とここ岩倉の桜は同じ五条川沿いにあるんです。(そのわりに清須の桜は岩倉ほど有名ではありませんが・・・)
 
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そのせいでしょうかこの岩倉の桜は清須同様、人や露店といったものと撮影すると生き生きするんです。勿論桜たちだけでも十分美しいんですけどね。
 
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でも今年は桜たちに会いに行くのが少し遅れてしまい「今年は来るのが遅いじゃない。もう少し遅かったら葉桜になっちゃうよ。」そう怒られてしまいました(笑)。申し訳なく思いながら彼らが納得してくれるよう今年も撮影しましたが、みなさんにはどう見えますかね?やはり満開の美しく凛々しい彼らの方がいいでしょうね。
 
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長々続けている「華麗なる桜」シリーズですが、お祭り記事が入ればそれを織り交ぜながらもう暫く続きます。次回からは岐阜県編をお送りします。お楽しみにしてくださいね。