高田祭  (岐阜県養老郡高田町  愛宕神社)

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先日はブログの写真の事でバタバタしてしまい、みなさんにはご迷惑をかけてしまいました。何とか写真も添付できるようになったのですが、本当に参った、参った隣の神社・・・?えっ、つまらない事言うなって?これは失礼しました(笑)。その事が原因で土日にパソコンと格闘していたので、今週はお祭りに行けませんでした(泣)。しかし、晴れ男が外に出れないと知ってか天気は雨。そこで久しぶりに昨年の写真を使ってレポートしてみたいと思います。


今回ご紹介するのは岐阜県養老郡(そうあの養老の滝で有名な所です。)高田町で行われる高田祭です。このお祭りは、愛宕神社の春まつりで、毎年5月の第3土日に行われていて、民神の愛宕神社とお旅所である神幸神社の間を巡行する神輿に、三輌の山車(このお祭りでも車偏に山の字を使う)が、供奉するもので、その始まりは、宝暦9年(1759)といわれ、祭礼ににわか獅子を奉納したことが由来だといわれています。


ここで三輌の山車の簡単な紹介をします。

西町・猩々山車(しょうじょうやま)宝暦12年(1762)の制作と伝えられるが、寛政6年(179                 4)の大火で焼失。文政5年(1822)に再建。この山車の彫刻                 は岐阜県重要文化財に指定されている。

東町・林和靖山車(りんなせいやま)宝暦12年(1762)に名古屋伝馬町より購入。その後焼失する                 も再建。

下河原町・神楽獅子山車(かぐらじしやま)宝暦12年(1762)購入。寛政6年(1794)の大火                    で焼失。その後、天保元年(1830)岐阜長良北町より購                    入。

この三輌はいづれも名古屋形式の山車だが、他の山車との違いは、山車全体を回転させるのではなく、下部の車輪を静止したまま、山車上部の屋台と上屋を回転させる珍しい造りとなっている。あと地元の方に聞いた話しだと、この三輌の他にもう一輌、常磐町に長浜形式の歌舞伎山車の照鱗閣山車(しょうりんかくやま)があったそうなのだが、昭和49年に老朽化のため廃止になったそうだ。


最後に撮影ポイントですが、土曜日の試楽では、お祭りの始まりを告げる「出会いの儀礼」が町の中央で行われます。ここを狙われる方は多いです。日曜日の本楽では何といっても提灯の美しい夜山車でしょうか。このお祭りでも地元の観光課が行っている写真コンテストがありますので、よかったら応募してみてはいかがでしょう。


さて、ブログも正常に戻ったし、来週はお祭りに出かけたいと思います。それでは次回のお祭り、お楽しみにー。