きねこさ祭  (愛知県名古屋市中村区岩塚町  七所社)

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3月2日暫く続いた雨の合間をぬって晴天となったこの日、名古屋市中村区の岩塚町にある七所社(しちしょしゃ)において、尾張の三大奇祭のひとつで、名古屋市の無形民俗文化財に指定されいてる「きねこさ祭」別名「御田祭」が行われました。このお祭りは五穀豊穣、天下泰平、子孫繁栄、厄除等を祈念するもので、特に厄除に霊験があるといわれ、毎年旧暦の正月の17日に行われています。お祭りは午後0時半に一本の笹竹を携えた12名の役者と呼ばれる男たちが庄内川に入り、持ってきた笹竹を川に立て、それを折ってその折れた方向でその年の吉凶を占う「みそぎ神事」(川祭り)から始まり、午後2時からは境内に戻った役者たちが神社に伝わる獅子頭や犬を持って「古式行列」に出ます。行列は旧佐屋街道を練って神社まで戻ってきます。その後境内において午後3時から「祭典」、午後3時半から「厄祓神事」が行われるというものです。この「きねこさ祭」の名前の由来は、お祭りに使用される祭具のきね(たて杵)とこさ(杵からこすり落とした餅の意)からきているそうです。


お祭りが行われる七所社は尾張地名孝に「岩塚村に延喜式の愛智郡御田神社、本国帳の従三位御田天神とあるは七社明神をいうなり」とあり、神社に保存されている神鏡には元慶8(884)年御田天神の銘があり、その頃に七所社は創建されたのではないかと考えられています。また応永32(1425)年岩塚城主吉田守重社殿修造の棟札も残されています。この時に神域にあった熱田神宮、八剣宮、大幸田神社、日割御子神社、高座結御子神社、氷上姉子神社、上知我麻神社の七社を勧請しています。


この日は仕事が夕方からだったので、散歩気分でぶらっと出かけてみました(笑)。実はこの岩塚というところ結構ウチから近かったりするのです。ウチを午前11時半過ぎに出て、お昼前には神社到着。川祭りが始まるまで少し時間があったので参道に並ぶ露店を散策。途中地元のご婦人とお話しする機会があり、「最近はお天気が良くなかったけど今年は良いお天気になった。」とか「昨年までは露店がバラバラに並んでいたのが今年はキレイに並んでいる。」とかいう他愛ない話しから「路地の活気が気になって家に居られず外に様子を見に来た。」という地元お祭りラブな話しまでいろいろ話し込んじゃいました(笑)。そういえば「このお祭りは毎年旧暦で行っているの…