鳥羽の火祭り (愛知県幡豆郡幡豆町鳥羽 神明社)
それにあわせて自宅を出ました。 (実は前日寝不足で伊勢に行ったので朝早く起きるのが辛
かっただけなのですが(笑))午後2時半頃に到着したので役男を中心とした奉仕者たちが海で
行う禊には間に合いました(笑)。
このお祭りは、約1200年前から行われているそうで、東西に高さ5mのすずみ(松明の大きい
もの?を想像して下さい。)を二基作り、その中に神木と十二組という月の数の縄を納め、そ
のすずみを燃やし、二つの地区に別れた厄男を中心とした奉仕者(防火用の頭巾が猫の耳のよ
うに見える事から猫と呼ばれている。)が炎の中に飛び込み、神木と十二組を競って取り出し
神前に奉納するというもので、すずみの燃え具合と、東西の勝敗によってその年の豊凶を占う
神事だそうです。なお、西を福地(ふくじ)、東を乾地(かんじ)と呼び、福地が勝てば山間
部が豊作に恵まれ一般に雨も多く、乾地が勝てば干天が続いたり異変が起こるといわれている
らしい。
今年は西の福地が勝ったので豊作なのでしょう。めでたしめでたし(笑)。
さて撮影の諸注意ですが、このお祭りでは脚立、三脚は使用禁止です。間違っても使用はしない
で下さいね。それと狭い(実は広いのですが、猫たちが走りまわるので見物席が広くとれないの
です。)会場にたくさんの見物人、カメラマンがいますので動きまわることはできません。一度
場所を確保したらそこで撮影しましょう。いい場所でなくても、次の年にいい場所確保すればい
いじゃないですか。あと今年いたのですが、お祭りの参加者に(そこ邪魔、もっと下がれ)等の
罵声を浴びせるのはよくありません。撮影に夢中で良い作品を撮ろうというのはわかります。長
時間場所確保でその場所を死守していたのもわかります。が、あくまでも我々はお祭りを撮影さ
せていただいているのです。その事だけは忘れないでいただきたいのです。最後に関係者の方の
注意は守ってくでさい。何かあってお祭りが中止になったなんてことになったら大変です。我々
も楽しみにしているお祭りが見れないわけだし、何より昔からお祭りを守ってきた地元関係者の
方に多大なご迷惑をかけることになるのですからね。
また、くどくど書いてしまいました。ごめんなさいね。さて、気分をかえて次のお祭りに行って
きます。