大縣神社 豊年祭  (愛知県犬山市宮山  大縣神社)

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愛知県の尾張地方で3月の有名なお祭りといえば、尾張の奇祭といわれる犬山市大縣神社小牧市
田縣神社で行われる豊年祭があります。行った事がなくても、その名前くらいは聞いた事があるという
方もみえると思います。この二つのお祭りは男と女で対になっていて、普通、大縣神社が3月15日前
の日曜日、田縣神社が3月15日に行われるのですが、今年は3月15日が日曜日なので同じ日に行わ
れます。一度で二回楽しめると考えるか、一度に行われると両方見にいけないと考えるかは人それぞれ
です。私はというと、自分が参加しているクラブの写真展が同日から一宮市名鉄百貨店で行われる事
もあり、両方のお祭り共行けません。(最近お祭りに出かけられづウズウズしてます。本当は写真展な
どより、お祭りに繰り出したい気分でいっぱい(笑)です。)


そこで又、又今回も以前に撮影した(一昨年)写真を使って、大縣、田縣の両豊年祭をレポートしてみ
たいと思います。(またかい!って突っ込まないでね(笑))


まづは大縣神社。この神社は尾張の国の二の宮で、その歴史は古く延喜式にも記載されている由緒ある
神社です。ここで行われる豊年祭は姫の宮祭りともいい、五穀豊穣、子孫繁栄、国家安泰を祈願する、
尾張地方に春をよぶお祭りで、事情通の方曰く昔は、女陰を模ったものを巫女さんたちが抱えて練り歩
いたり(現在は女性を表す赤と白の衣装を着た女性が歩きます。)女陰の旗(田縣の男根の旗のような
ものだそうです。)なるものを押し立てたらしいが、やはりお上からの御達しで現在は日の目をみてい
ないそうです。(残念?)


さてお祭りは、午前9時から祈年祭が行われ、午後1時頃から神幸行列が諸钁神社(もろくわじんじゃ)から猿田彦(天狗)、紅白の女性陣、大鏡餅、神輿などが行列をつくり神社まで行進する。神社に入る
と神輿が走る!なぜだか兎に角走る!そして最後に五色の紙でつくられた花?の束が入ってくると神社
内の雰囲気が一変、その花を奪おうと見物人が群がり大争奪戦が始まる。(体力に自信のない方は参加
しないほうがいいかも・・・兎に角みんな凄い勢いです。もう、ビックリ!)


最後に撮影ポイントですが、大縣神社よりも、出発点である諸钁神社の方が写真が撮りやすいのでお薦
めです。大縣神社で撮影される方はくれぐれも最後の争奪戦は気をつけてくださいね(笑)。尚、この
お祭りのお土産として売られている男女の形をした授かり飴というものがあります。これを見物に来て
いる若い女性に持たせて撮影されているカメラマンをよく見かけます。同意のもと撮影されているとは
思うのですが、あまり無理にお願いはしないで下さいね。神社関係者があまりよろしくないと思っていると聞いた事があります。