火渡りまつり  (三重県桑名市東方  大福田寺)

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「みなさん、ごめんなさい!」とまづはお詫びから。実は怒涛の春祭りシリーズのレポートで各地を飛び回っているのですが、記事を書いてる時間がなく更新がなかなかできません。(この時点でお祭りは二箇所行っております。今日も朝から二つのお祭りに行くのですが・・・)と言っててもしかたないので眠らずにお祭り行くことにして、とりあえず一つだけでも記事にします。


ということで、今回行ってきたのは三重県桑名市の東方にある大福田寺。そこで毎年4月の1日、2日に無病息災、学業成就などを願い行われる、火渡りまつりに4月の2日に行ってきました。


この大福田寺は「桑名の聖天さん」として有名で、奈良の生駒山、東京の待乳山と並んで日本三大聖天といわれている。元々は度会郡の山田に聖武天皇勅願寺として建立された。13世紀に南都仏教の復興に力を尽くした忍性と、伊勢神宮の神官、額田部実澄とが、桑名郡神戸郷に移した。室町時代には、足利尊氏より、福田寺の寺号に大の字が加えられた。15世紀末に兵火によって焼失したが、まもなく再建され、17世紀なかばに現在地に移転した。桑名藩主、松平定信が自身でお祈りしていた歓喜天を、桑名城から大福田寺に預けている。


さて、お祭りは、1日目は午後1時より、全国でも珍しいこの春小学校に入る児童らによる、山伏神子稚子行列が北寺町の長寿院より出発し、大福田寺まで行進する。到着後、午後3時よりこのお祭り最大の行事である柴灯大護摩火渡り神事が住職をはじめ、県下各地の修験者たちにより行われる。この時山伏神子稚子たちも火渡りに参加する。2日目は午前10時、午後1時の2回、国の重要無形文化財である、以前レポートした伊勢大神楽が奉納される。それが終わると午後2時半より納め護摩火渡り神事が行われる。尚、両日ともに神事終了後、ミス桑名による中日ドラゴンズの選手サインボール投げ(さすがドラゴンズのお膝元)、福もち投げが行われます。


この日は前日(桶がわ祭りと岩倉桜まつり)のブログ記事更新に手間取り、朝方寝たので、お昼ころ起床、食事をとり、そのまま桑名へ!(実は自宅から桑名の大福田寺まで高速を使うと30分で行けちゃうのです。)予定通り午後1時に到着。2回目の伊勢大神楽を見学する。12月の増田神社は見物の人が多くなかなか写真が撮り辛いが、こちらは平日ということもあり、ゆっくり撮影することができた。伊勢大神楽が終わると、いよいよ本日のメイン火渡り神事の始まりだ。午後2時半、ほら貝の音とともに修験者さんたちが入場。それを撮影していると、誰かに肩をたたかれる。「?」と思ってふり向くと、何と昨日桶がわ祭りで会った一宮のT氏ではないか。本当に世間は広いようで狭いのである。いろいろと楽しくお話しをしながら撮影ができた。火渡り神事終了後、私は用があり、T氏と別れ一足早く帰宅しました。


さて、今回のポイントですが、1日目だと子供たちの行列。男の子は山伏姿、女の子は神子姿で町を練るので、狙う方が多いです。それと大福田寺での子供たちの火渡り。(といっても直接火の上は歩きません。梯子を下に置きその上を歩きます。)ここも沢山のカメラマンが狙いますね。2日目はやはり伊勢大神楽が狙い目ではないでしょうか。先ほども書きましたが、増田神社では動きながらの撮影はまず無理です。こちらだと多少でも動くことができるので、自分の撮影したい角度を狙うことも可能です。季節がら桜をバックに入れるのもいいでしょう。火渡り神事のほうは、火の写り方の良し悪しで作品がかなり変わると思います。それと神事ばかりでなく、その周囲にも気を使って下さい。炎の熱さに顔をゆがめる人、ハンカチなどで熱さを和らげようとする人、そこには人のいろいろな表情があるので狙ってみても面白いと思います。


それでは次のお祭りは4月1日、2日、3日に愛知県の一宮市で行われた桃花祭(とうかさい)のレポートです。なるべく早めに記事書きますね。今日はここまで!さぁ、私はお祭りにいくため、このまま岐阜に走ります。それでは行ってきまーす。(ああっ、眠いよー。(笑))