犬山祭 その2  (愛知県犬山市  針綱神社 旧市街地)

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続きましては当日のレポートです。まぁこの日は朝7時起床で犬山に向う。「心女」の集合時間が午前9時なので、これくらいに出ないと間に合わないのだ。昨日(正確には当日)岐阜まつりから帰って、まづ風邪をひかないよう早速お風呂に入り、雨に濡れたカメラを隅々まで掃除、その後撮影したデータをパソコンに・・・入らない(汗) 実はパソコンの容量が小さく、大きいデータの画像が沢山入らないのである。今回岐阜まつりでは8GB目一杯撮影したものだから(しかもJpegで)少しパソコンに入れてはCDに落とし、データをパソコンから消してまた入れるという作業を延々午前4時まで繰り返していたのだ。・・
トホホホ・・(眠) でも何とか集合時間には間に合い、女神輿のスタート地点である文化資料館へ。この神輿普段は文化資料館に展示されているのだが、お祭りになると出番となるのだ。担いでいるのもお祭り関係者の方からお願いされた地元犬山のよさこいチームの「いんでぃご藍(ブルー)」さんたちで、そのお友達関係で昨年から「心女」も加わっているのである。(いんでぃご藍さんたちも岐阜まつりには応援にきてくれてます。)因みにその1の2枚目の写真が犬山の女神輿です。そういう訳で昼間はお祭りを見てる暇がほとんどなく、女神輿に付ききりで撮影と、交通整理をやってます(笑)。そして、夕方神輿の方がお開きになった後、犬山祭を楽しんでおります。


この犬山祭は、よく飛騨の高山祭などと比べられるのだが、地元の祭り関係者の方のこだわりとして、高山祭の屋台(やたい)は春に曳き出されるのが12台、秋に曳き出されるのが11台で、全屋台が揃うことはなく、からくり奉納も春で3台、秋で1台しか奉納しないが、犬山の13輌全ての車山がからくり奉納を行う。というところらしい。余談ではあるが高山の夜祭や宵祭(春が夜祭、秋が宵祭と呼ぶ)で屋台に灯される提灯は約100個に対し犬山は365個を点灯させる。(これは個人的意見ですが、高山祭より綺麗だと思います。)


それからこのお祭りで目を引くのが車山に乗っている子供たち。この子供たちが着ている金襦袢と呼ばれる着物。実はこの着物、お値段を聞いたらビックリする方も多いと思います。何とこの一着を仕立てる金額で高級車2台は買えるそうです。前に聞いたお話しだと昔はお孫さんにこの金襦袢を仕立ててあげるのに田畑を売った方もみえたとか・・それほどまでにしてこだわる、これは犬山っこのステータスなんでしょう、この金襦袢は。因みにこの金襦袢を着た子供たちを車山から降ろす時に、大人たちが肩車をします。これはこの金襦袢を着た晴れ姿を披露するためで、子供たちもキラキラしています。さぞご両親や、おじいちゃん、おばあちゃんも嬉しいことでしょう。


さて最後に撮影ポイントです。当然お祭りで目を引くものといえば車山です。しかしこの車山が大きいので全体を撮影したい方は広角レンズは必須です。日中だと桜並木を進む車山も絵になります。からくり奉納を狙う方も多いです。この場合は望遠レンズが必須となります。勇壮な車切やどんでんを狙われる方は往きよりも帰りの車山を狙われた方が撮影し易いと思います。金襦袢を披露する時は声をかければ気軽に応じてくれます。尚、お祭りのフォトコンテストも行われますのでよかったら応募してみてはいかがでしょう。


ようやく溜まっていたお祭りを全て紹介することができました。でもまた本日(2時間後)次なるお祭りに出発です。まだまだ怒涛の春祭りシリーズは終わりません。それでは次のお祭りに行ってきます。