近江八幡左義長まつり  (滋賀県近江八幡市旧市街地、日牟礼八幡宮)

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今年も楽しみにしている近江八幡左義長まつりが、今月の14,15(土曜、日曜日)に行われます。
しかし写真展の当番で当日はどこにも出かけることができない・・・悲しい・・・3月は全然お祭りに行けていない。困ったもんだ。という事で昨年の写真を使いレポートしたいと思います。(またです。ごめんなさい!)


左義長とは全国各地で行われる火祭りのことで、主に厄除け、防火の祈願に奉納されています。聞くところによると、ここ近江八幡ではその他に商売繁盛も祈願するそうです。(さすがは近江商人の町といったところでしょうか。)お祭りは土曜のお昼頃に各町内の竹でつくった左義長(だしと呼びます。)が日牟礼八幡宮に集まり、午後2時頃より旧市街地を練り(渡御といいます。)終わると再び日牟礼八幡宮に戻ってきます。ここで各町内のだしコンクールが行われます。翌日の日曜は朝から旧市街地を練り(自由げい歩といいます。)いたる所でお祭りの見せ場でもある左義長同士のけんかが行われます。(喧嘩ではありませんよ。だし同士を組み合わせてもみあいすることをけんかと呼ぶのです。)日が暮れて午後8時頃になるとクライマックスの火祭りが日牟礼八幡宮にて行われます。まず5基の左義長が一斉奉火され、その後、順に奉火されていきます。燃え上がる左義長のまわりを若衆が乱舞する姿は勇壮かつ感動的でもあります。このお祭りが終わると、この地にも春が訪れるのだそうです。


さて、このお祭りは数々の撮影ポイントがあります。夜の火祭り、旧市街地でのけんか、左義長のだし一つとってもその年の干支を海産物や穀物でつくったりと意匠を凝らしています。お祭りだけでなく旧市街地も絵になるし、八幡堀を行きかう舟なども狙い目でしょう。ちなみにこのお祭りではフォトコンテストも開催していますので、腕自慢の方は応募してみてはいかがでしょうか?


3月はなかなかお祭りに行けませんが、月末あたりからは繰り出したいと思っております。さしあたり皆が知らないようなあんなお祭りや、こんなお祭りをレポートしたいと企んでおりますのでお楽しみに!